ハロウィンに楽しむコーヒー
秋の行事として定着したハロウィン
近年、バレンタインデーやクリスマスと並ぶ人気のハロウィン。テーマパークやデパートのイベントなどにも度々登場しています。
テレビで若者達が様々な衣装で街に繰り出しているニュースを目にした方も多いのでは?
日本では10月の楽しい行事として定着したハロウィンですが、そもそもの由来はどんなものなのでしょうか?
秋に行うキリスト教の行事
キリスト教の聖人たちを祭るカトリックの行事に万聖節がありますが、ハロウィンが行われる10月31日は万聖節の前夜祭にあたります。
その日は死者の魂が戻ってくると言われており、その魂を慰める行事が行われます。日本で言うお盆に近いものと言えるでしょう。
もともとは紀元前5世紀頃のヨーロッパで、ケルト民族が新年を祝う行事が起源といわれる説もあるようです。
仮装とハロウィンパレード
ハロウィンで様々なお化けの仮装をするのは、死者の魂が戻ってくると同時にやって来る魔物の目をあざむき、魂をうばわれないようにするためと言われています。
外国では仮装した子ども達がグループで近所の家々をまわり、「Trick or Treat~?」と言いながらドアをノックします。これは「お菓子をくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ」というような意味ですが、言われた家の人達はいたずらをされないように、用意しておいたキャンディーやチョコレートといった、ちょっとしたお菓子を子ども達に渡すのが慣わしとなっています。お菓子によって霊を慰め、悪霊を追い払うといった意味があるようです。
お化けカボチャのランタン
ハロウィンと言えば、かぼちゃのランタンがシンボルマークと言えるでしょう。
「ジャック・オー・ランタン」という、かぼちゃをお化けのモチーフにくり抜いたランタンで、玄関先や窓辺につるしておくと明かりを目印に精霊がやってきて、逆に悪霊は嫌がって逃げると言われています。
ランタンに使用するカボチャは繊維が柔らかく、子どもでも比較的細工がしやすい品種のようですが、種が多く、食用でないものがほとんどのようです。
ハロウィンに楽しむスイーツとコーヒー
日本のカボチャはランタン作りには向きませんが、秋のスイーツとしてはまさに優等生。
ケーキやパイはもちろんのこと、プリン、クッキーなど様々な種類がこの時期店頭に並びます。
かぼちゃのお菓子と相性が良いのはやはりブラックコーヒー。
深煎りして酸味より苦みの立つ豆でドリップしたコーヒーは、かぼちゃやの濃厚な甘みやバターの風味を引き立てます。
ブラックは苦手…と言う方は、ミルクだけ入れたノンスイートカフェオレで楽しんでみて。
ちなみにKUROCAFEのコーヒーで甘いお菓子と相性が良いのは
ブラジル・バリ・クロカフェブレンドがおすすめです♪
日本でも、作物の収穫シーズンにあたるハロウィン。秋の夜長に仲間同士や家族で集まって、かぼちゃの料理やお菓子で盛り上がるのもいいですね。豊かな実りに感謝する季節のイベントとしてもぴったりです。
Trick or Treat〜?♪
かぼちゃで作る簡単マフィン♬ レシピ